[R-009]CASES STUDY 02

  • 2021-2023
  • Chiba
    Otaki

薬草園蒸留所Mitosayaがこれまでに手がけた蒸留酒を並べて眺めるためのシェルフ。

蒸留所のエントランスにもともとあったグレーの古い戸棚に、棚板だけを新しく作って挿入した。カバーガラスの下には、そのドリンクにまつわる原料やメモが標本箱みたいに飾られている。

業務用の通い箱の中の仕切りなどに使われる発泡材を使った、軽くて丈夫な特注家具。

サイズ:W850 x D238 x H42 mm (一枚あたり)

CASES STUDY 02 Mitosaya

見せる収納から、愛でる収納へ。集めているもの。揃えているもの。眺めていたいもの。似ているけれど、ちょっとずつ違うモノたち。さまざまな職業や会社に特有の、彼らが収集しているモノに注目し、並べて、使って、ときに眺めるためのオーダーメイドシェルフ。スチールでも木材でもない、軽くて防水の緩衝素材は、業務用に使われる仕切りメーカーの部材を応用しました。「かざる」と「しまう」の隙間を探る、コクヨの新しいリサーチプロジェクト。

企画:大野友資、角尾舞THINK OF THINGS
設計/デザイン:DOMINO ARCHITECTS、 THINK OF THINGS
製造:イワキパックス
コピーライティング:角尾舞
写真:小川真輝
アートディレクション:佐々木拓
グラフィックデザイン:石暁君